貯金の重要性とコツ~資産形成の大前提~

貯金の習慣を身に付けよう

貯金の重要性

資産を作る上で一番大切なのが貯金です。大きな雪だるまを作るには、まず雪だるまの芯を作らなければいけません。ここがいちばん大変ですが、一度雪だるまの芯を作れば、雪だるまは坂道を転がりながら大きくなっていくでしょう。お金も同じなのです。

貯金により資産が増えていく様子

収入が増えたり、投資をして利益が出たりしてからも、油断してはいけません。世の中には、高収入を得ていても、お金をブランド物や高級品などに使い果たしてしまい、いつもお金が足りない人や借金を抱えてしまう人もいるのです。皆さんは、そうなってはいけません。

収入の4分の1を天引き貯金しよう

収入のうちの4分の1を、あらかじめなかったものとして貯金しましょう。たとえば、お給料を毎月16万円もらっていたら、4万円を貯金し、残り12万円で生活することになります。

巨万の富を築いた本多静六はこう言っています。

一切の見栄をさえなくすれば、四分の一天引き生活くらいはだれにでもできるのである。

自分のネウチが銀もしくは銅でしかないのに、暮らしのほうは金にしたい。

こういった虚栄心から、多くの人が倹約できないのである。

銀はどうせ銀、銀なりに暮らせばいいのであるが、さらに人生を安全にし、生活をより健全にしようとするならば、

むしろ一歩を退いて、事実は一歩を進めて、実力以下の銅なり、鉄なりの生活から出発していくべきではないだろうか。

(本多静六「私の財産告白」より)

資産をつくるためには、いかにお金を増やすかということも大切ですが、それ以上に、入ってきたお金を残すことは大切です。

貯金のルールはつぎの2つです。

  • 収入の4分の1を貯金
  • ボーナスなど臨時収入はすべて貯金

このルールは、手持ちのお金が増えて、投資などを始めてからも同じです。生活に余裕のない時も余裕のある時も、決して変えてはいけません。株の売却益や配当も収入ですから、使ってしまわず4分の1を必ず貯金しましょう(または再投資)。

貯金するには?

それでは、貯金するためにはどうしたらよいでしょうか?

収入を増やすこと

まず、収入を増やすことを考えます。できるだけ労働単価の高い仕事を調べましょう。事業を起こすのも良いでしょう。そのために必要であれば学校に通う、アルバイトをする際にも、その経験が将来に繋がるかどうかを考えるべきです。テレビやゲームの時間を少しでも減らして、その時間を自分の稼ぐ力を高めることに使うのです。

例えばビジネス誌を読んだり、資格取得のための勉強をする。本は何冊読んでも無駄になりません。自分のへの投資は、長い目で見ると最高の財産になります。収入が増えれば、4分の1天引き貯金も、段々楽に出来るようになっていくでしょう。

支出を減らすこと

家計簿をつける

まず、1日も早く、現在の収支を把握する必要があります。以前は家計簿をつけるのにとても手間がかかりましたが、いまでは便利なアプリが沢山あるので、探してみましょう。

たとえば、Doctor Walletというアプリは、クレジットカードや銀行のアカウントと連動させることができるので、使用履歴がそのまま反映され、入力の手間が省けます。家計簿をつけ、減らすことができる支出はないかチェックしてみましょう。ポイントは、金額の大きいものから順に考えることです。今とは別の方法で金額を減らすことができないか考えましょう。

支出を減らすために、ここでいくつかの例を挙げてみましょう。

家賃を減らす

支出の中で、最も大きな割合を占めるのが家賃です。とくに都市部では、高い家賃が負担になります。

家賃の負担が苦しい方におすすめなのが、 シェアハウスです。シェアハウスでは、敷金や礼金が不要のところも多く、都心でも月3~4万円台から住める物件もあります。

シェアハウスは、共同生活で楽しい面もある反面、わずらわしさも多いでしょう。ですが、目先の快適さをとるのか、将来の生活の安定をとるのか、これはとても大切な選択です。節約を考えるならば、収入が少ない間はシェアハウスで我慢して、不満は収入を上げるエネルギーに変えましょう。

ただし、シェアハウスの中には、建築基準法を満たしていないいわゆる脱法ハウスも多く、これらは居住環境がとても悪いです。事故や火災などのリスクや健康への悪影響を考えると、あまりにも酷い物件は避けるべきです。

たとえば、ひつじ不動産に掲載されている物件は、同社の審査基準を満たしているので、ある程度安心できそうです。

(例) 月9万円→4万円へ

格安スマホに変える

スマホは、格安スマホにすることをお勧めします。キャリア携帯にこだわるメリットは全くありません。沢山の格安スマホが出ていますが、たとえばDMMモバイルでは月1000円台から通話付きのプランを契約することができます。使用するスマホも、安くて機能のしっかりしているものが多く出ています。たとえばASUS ZenFone3は2万円前後で購入することができます。

(例) 月9千円→2千円へ

自炊する

仕事をしながら自炊するのは大変ですが、健康にも良いのです。将来の自分のお金と健康に投資しましょう。

(例) 月8万円→2万円へ

手元にお金を残すこと

4分の1天引き貯金を実践するためのいくつかの例をご紹介しました。

周囲の人が豊かな暮らしをしているように見えても、真似して浪費してはいけませんいかに手元に多くのお金を残していくかに最大限のエネルギーを注いでください。

出費を収入以下におさえる術を学べば、

あなたは賢者の石を手に入れたにひとしい

(ベンジャミン・フランクリン)